医務保健科

感染予防

 毎日の苑内消毒や冬場の加湿機の導入等で感染予防を図るほか、「手洗い」「うがい」「歯磨き」を基本的な予防対策ととらえ年間を通して啓発してゆく。
 苑内に感染症を「持ち込まない」「持ち出さない」「拡散させない」とする職員間の意識付けの徹底の継続。
 今後も新しい感染症が発生した場合も適切な対応をとれるように厚生労働省や県からの通達に沿って職員に働きかけ、医師との連携を図る。
 感染症の疑いがある時は即座に隔離対応をとる。

 

健康維持

 健康診断及び医療面の定期検査でその状況を迅速に把握し、必要に応じた個別支援の実践に向け嘱託医、支援職員、栄養士、厨房職員との連携を取りながら医療ケアの実践を図る。 誤嚥による肺炎を罹患する利用者の増加に伴い、食物摂取状態や食事形態等個々に合ったものをより充実させ、終末期になった場合においても食べる行為を失わせないよう努力する。
 年々自力歩行が難しくなる利用者が増えてくるが、最後まで自分の意思で行動できるよう支援体制を構築する。


 等施設では、感染症等の拡散リスクに対応するため、日常の居住空間とは離れて生活できる棟を用意しております。

給食栄養科

栄養ケア・マネジメントの活用

 これまでの栄養ケアを活用し、利用者一人ひとりの身体機能の変化や健康状態、食事摂取状況を把握し、個人に合った計画を実施していく。
 今年度から、利用者の年齢層が10代から80代と幅広く、摂取エネルギーや個々の栄養状態に差が出るので、主食等で調整する。
・老若男女に受け入れられる献立の作成(味付け、盛り付けの工夫)また、高齢化に伴い食事摂取量や形態も短期間での変化が見られる利用者も多く、その都度対応する。
・ムース食、きざみ食、一口大食においても一人ひとりにあった粘度や大きさに調整する。
・個々に合ったスプーンやコップ、食器類で提供する。
・見た目で楽しめるような盛り付けの工夫や料理映えするような食器選びの工夫。
・今後は利用者の食事を通してQOLの向上や健康維持に努める。